平凡少女の憂鬱
「凛、やめとけ。」
仕方ないから助けてやるよ。
「・・・なんで?」
凛が不機嫌そうな顔で聞いてくる。
凛の奴、コイツをいじめたかったのか。
「あ、悪魔君、いい人・・・!」
奴隷が俺のことを目を輝かせて見てるけど、勘違いすんなよ?
「コイツのことは、いつだっていじめられるだろ?」
「おい、こら悪魔!!お前何言ってんだ!」
「奈美ちゃんうるさい、黙れ。」
「はい・・・。」
凛に睨まれて大人しくなる奴隷。
凛の奴、相当機嫌悪いかもな・・・。