平凡少女の憂鬱
一日の終わり
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「ハァ、ハァ、ハァ。」
私、本城奈美。
ただ今かなり疲れております。
「奈美ちゃんどうしたの?すごく息遣いが荒いけど?」
「あんた等のせいなんですけど・・・!」
「えー、僕らは何にもしてないじゃん。」
「嘘つけ!私が待ってって言ってるのに、スピード速めやがって!!しまいには走ってたじゃないか!!」
そのせいで、かなり体力消耗したわ!!
こんなに走ったの久しぶりなんだけど!!
「あの程度で疲れんなよ。」
「無茶言うな。」
男と女の体力には差があるんだぞ。
ただでさえ、普段運動してないのに。
私、帰宅部だからね。