平凡少女の憂鬱


「おはようございます。あの、僕奈美ちゃんの友達で奈美ちゃんを迎えに来たんですけど、起きてますか?」




おぃぃ!なんでいるんだよ!!

それに、あんたと友達になった覚えはない!



「あらあら、奈美のお友達?ごめんなさいね、あの子起きてはいるんだけどまだ何も準備とかしてなくて・・・。」



そうだ、そうだ!

だから帰れ!迷惑だ!




「じゃぁ、終わるまで待ってますよ。」



待たんでいい!!

さっさと学校に行けよ!



「あら、そう?じゃぁ、奈美に急いで準備するように言っておくから。」




「ありがとうございます。」



お母さんも了承しないでぇ!

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