平凡少女の憂鬱


「・・・・・。」



魔王様、どうして無言で鞄を上げているのでしょう。

まさかと思いますが・・。



「いっったーー!!」


こいつ、思いっきり私を叩きやがった!

え、ちょ、何もう一回準備してるんですか。



「いっった!!ちょ、まっ、やめっ!」



痛い、痛い、痛い!

何回も叩かないでよ!!



「ちょ、マジ痛いんで勘弁して下さい!」




「・・・さっきの言葉訂正する?」


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