平凡少女の憂鬱
「まぁ、僕の場合は喧嘩してたって言っても信じてもらえないと思うけど?」
確かに、学校で天使と評判のあんたが喧嘩してたって言っても信じてもらえなさそう。
悪魔君は一発で信じてもらえるだろうけど。
「あ、もちろん僕の本当の性格も言っちゃダメだよ?」
「天使の正体は魔王ですって?」
「へー、そんな風に思ってたんだ。」
しまった!つい本音が!
「・・・バカ。」
しょうがないじゃん!
本当のことだし。