平凡少女の憂鬱


「ほら、もう認めちゃいなよ。」



認めた方が楽になるぜ?




「・・・・・。」



無言は肯定とみなすぞ、悪魔君よ。




「・・・もういい。」



しばらくして悪魔君が発した一言。

てことは認めるってことだな!


悪魔君は顔を手で覆っていて、顔が良く見えないがきっと今すごく恥ずかしいんだろう。




・・・なんだろうな。

なんか、今すごく悪魔君が可愛いく見える。




「悪魔君も可愛いとこあるんだね。」




「・・うるせぇ。」




思ったことを言ったら睨まれた。

でも、正直今の悪魔君に睨まれてもあんまり怖くない。





< 84 / 140 >

この作品をシェア

pagetop