星は輝く・・・
「ちょっと・・・何よこれは・・・・・・」
「は?見て分かんねーの?レイプだよ」
ダイチがタバコを吹かせるから、白い煙がもんもんと舞った。
なんで・・・?
「あたし、未遂で終わらせろって言ったじゃん!勝手なことしないでよ!」
そう、あたしはダイチ達に未遂で終わらせろって言ったのだ。
「勝手なこと言ってんのはどっちだよ?未遂でなんか無理に決まってんだろ?」
「なら断れば良かったでしょ!?マジレイプはヤバイってば!!」
どうしよう・・・
コイツ等、嘘つきやがたのかよ。
「悪い悪いー。反省してまーす」
そんな事言っても、反省する人間の口調じゃない。
あたしは焦りと不安に襲われた。
どうしよう・・・・・・まさかこんな事になるなんて・・・。
こんな事、誰にも言えない。
もしアイツが警察にチクッたら・・・・・・。
そう考えると、震えが止まらなかった。
「大丈夫だって。こっちには写真があるんだ。それ使って脅してれば、春野ちゃんも言えねーだろ」