星は輝く・・・
ベッドに押し倒した時、ブルブル震えているのが分かった。





“やめるか”って言うと、由美は首を横に振った。





あの時は今より、考えも人の気持ちを理解するのも、全然分からなかった。


だから自分が良ければいいと思って、由美の気持ちに気付かないフリした。



由美は俺を本気で好きだったんだ。
その気持ちを利用したのは事実だ。
言葉に出さなくても、由美の気持ちなんて分かっていた。



俺に好きって言って欲しくて、セフレになったんだろ?
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