星は輝く・・・
「でも、空はあっちの方が“らしい”よ。無理に変わろうとしなくてもいいじゃん」
“らしい”ね・・・。
知ってるよ、それくらい。
「・・・・・・・・・・・・」
返す言葉も見つからねー。
まさか椿に見られてたとはね。
俺は椿から顔を逸らす。
どういう風に言えば分かってくれるんだろう。
今は何言っても、言い訳にしか聞こえないだろうな。
「――分かった・・・・・・」
なら、俺の気持ち知ってもらう以外、どうしようもない。
アイツとは何もなくて、好きなのは椿だって知ってもらえば、なんとなく丸く収まりそうだったから。
とことんセコイよな、俺。
「じゃあ、今ここで言う」
後悔すんなよ?
言わせたのは椿なんだからな。
椿は顔を上げて、俺の目を見た。
眉を八の字にして、潤んだ目。
なんつー顔すんだよ。
胸の辺りがきゅってなって苦しくなる。
夕焼けを背景に、絶好の告白のシチュエーション。
椿にあんな事があった後に、告白なんて卑怯だ。
でも俺の気持ちも知っといて。
「好きです。俺と、付き合って下さい」
人生で二度目の告白。
柄にもなく敬語なんて使ったのは、緊張したから。
本当に好きだったから。
“らしい”ね・・・。
知ってるよ、それくらい。
「・・・・・・・・・・・・」
返す言葉も見つからねー。
まさか椿に見られてたとはね。
俺は椿から顔を逸らす。
どういう風に言えば分かってくれるんだろう。
今は何言っても、言い訳にしか聞こえないだろうな。
「――分かった・・・・・・」
なら、俺の気持ち知ってもらう以外、どうしようもない。
アイツとは何もなくて、好きなのは椿だって知ってもらえば、なんとなく丸く収まりそうだったから。
とことんセコイよな、俺。
「じゃあ、今ここで言う」
後悔すんなよ?
言わせたのは椿なんだからな。
椿は顔を上げて、俺の目を見た。
眉を八の字にして、潤んだ目。
なんつー顔すんだよ。
胸の辺りがきゅってなって苦しくなる。
夕焼けを背景に、絶好の告白のシチュエーション。
椿にあんな事があった後に、告白なんて卑怯だ。
でも俺の気持ちも知っといて。
「好きです。俺と、付き合って下さい」
人生で二度目の告白。
柄にもなく敬語なんて使ったのは、緊張したから。
本当に好きだったから。