星は輝く・・・
「ちょっと引いたけど、別に良いんじゃない?」





「・・・あ、そう」




あたしの返事に、空は少し驚いた表情を作った。



「うん。だって昔の事じゃん。今はもうしないって決めたんでしょ?」





「そりゃ椿一筋になりますから」




「ねっ。じゃあいいじゃん!」





あたしは立ち上がって空の隣に座りなおした。
それに・・・・・・・レイプされたの知ってて、好きになってくれた事の方が大きすぎて、そんな事小さい事だよ。






「ああー。椿すげぇ好き!」




そう言ってあたしを抱き締めて、後ろに寝転んだ。
寝転んだ弾みで体が何度も小さく揺れた。




「ちょっ、苦しいってば」




「いーじゃんいーじゃん。やっと椿と付き合えて俺も嬉しいわけよ」


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