星は輝く・・・


ほんっと馬鹿、あたし・・・・・。


半泣き状態のあたしを渚は笑う。



「ばーか、すぐ見つかるって」


「もー!笑わないでよ!!」


「悪い悪い!じゃあ、俺あっち探してくるから」


そう言って渚は廊下を走って行った。


なんだかんだ言って、渚は優しいんだよね。
今日も付き合ってくれてるし。


あたしはその辺を隅から隅まで探した。
15分以上は絶対に探しているのに、全然見つからなくて・・・。


てゆーか、高校生にもなって携帯落とすって
有り得ない話だよね、全く。


もし、誰かに悪用でもされてたらどうしよう~。
せっかく新しいやつに換えたばっかりなのに!

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