星は輝く・・・
じゃあ、なんで怒ってるんだろう?
全く心当たりがなく、あたしはそのことを一晩中悩んだ。
ヤバイ・・・あたし嫌われたのかな!?
翌日、その事を心に話した。
「あたし何かしたのかな?」
「いや、椿は何もしてないでしょ、それ」
「やっぱり!?だよねっ」
渚が分かんないや。
急に怒り出すなんてさ!
不安そうな顔をしていたのか、
心があたしの頭をポンっと撫でた。
「だぁいじょうぶだって!今日皆遊ぶんだし、その時聞いてみな」
「うん、そうする・・・」
そうだね、今日聞けばいいか。
もしかしたら他の事に怒っているのかもしれないし。
「まっ、あれだよ~。渚も思春期なんだって~」
意味ありげに怪しく笑う心。
ししゅんき?
「あはは、何それ~」
この時はその言葉の意味がよく分からなくて、
ただ笑っていた。