星は輝く・・・
「どこが自意識過剰だよ。微塵も自意識ねぇじゃねーかよ、ばーか!」
「なっ何よ!面白いギャグ言おうとしただけでしょ!?」
「はっ、どーこーが面白いんだよ!それがギャグだってことも気づかなかったね」
やっぱり前言撤回!!!
空とロマンチックな雰囲気になるわけもないし、狂わされることもない!
あたしの思い違い!
他愛ない言い合いをたくさんして、あたし達はお互いの家に帰った。
「・・・最近可笑しいよぉ・・・空」
自室のベッドに顔を沈めて、一人呟く。
優しいのは知ってたけど、最近はいつもに増して優しいような気がする・・・。
それに、前まではずっとエロい話しかしなかったくせに、そんな話もしないし。
「はぁ・・・・・・・難しい」
だいたい、なんであたしが空のことで悩まなくちゃならないの・・・。
アホらしいからやめよう。