星は輝く・・・
「2人とも遅い~~~!」
すでに校門の前に集まっている、佳保が可愛らしく
頬を膨らませている。
「ごめーん!」
あたし達は謝りながらも大して・・・
と言うより、全然反省なんていていない。
早く渚に聞かなくちゃ。
「ねぇ、渚は?」
「おー、何か用?」
すると、渚が空の影からひょこっと顔を覗かせた。
渚はいつも通りにあたしに笑いかける。
・・・怒ってないの?
「なんだよ?」
「・・・ううん、なんもない」
「はー?変な奴!」
渚の方が変だよ・・・!
あれはあたしの勘違い?
いや、でも相当怒ってたように見えたけど・・・・・・。
まぁ、渚が怒ってないなら、いっか!