星は輝く・・・


朝目覚めると、顔に張っていたバンソーコが剥がれていて、新しいものをした。



それから朝ご飯も食べずに、支度してあたしは登校した。




校舎に入って教室まで行くのに、ジロジロ見られて、“もう昨日の喧嘩広まったんだ”って嫌気が差した。


噂ってすぐに広まって、根も葉もないことまで装飾されて嫌になる。





あたしが教室の扉を開けて、中に入ると、教室の中が一気にしーんとなった。




「・・・・・・?」



は?なんであたしが入ったら静かになるの・・・?


辺りを見渡すと、視界の端に入った黒板が、やたら派手に色づけられてるのに気づきいた。





あたしは、その場で固まった。




―――――なに・・・コレは・・・・・・





黒板に大きく書かれた文字を、一字一次見ていく。


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