血姫~殺し屋と不良

「そんなこと重々承知の上ですよ。親鸞の領域で暴れられちゃ、こっちは黙ってはいられないんですよ」



少し苦い顔をして言う樹



私は心の中でフッを笑い


『いいぢゃない、その覚悟がどれだけ愚かか見せてやろうガキ共』



これは殺し屋として血姫と知って喧嘩を売ってきやがる




このことは玲様にも報告へ行こう











「それで、一応君にも注意しておこうと思ってね」


ふと漏らす言葉



「注意?」


そんな私の質問に


「ココらへんに住んでいるのがあぶないからだよぉ~」


っと唯



血姫が私を狙うってことか・・・・





私が私を狙うねー・・・・笑わせないでよ

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