甘キュン×俺様カレシ




そんな身勝手な要求にも


あたしはただ
頷くだけで


そいつを
殴ることも


泣いて止めることも


なんにも


できなかったんだ・・・。






――弱虫―・・・



今のあたしに
ぴったりの言葉だと思った





窓の外を眺めると


先程まで彼氏だった男は



もうすでに
新しい彼女とじゃれている。













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