青空ノート。
「青唯ちゃん?」
病室に入ってきた看護師が息切れしながらコイツの名前を呼んだ。
青唯って言うのか?コイツ。
すると看護師は怒りながら「青唯」の手をつかむ。
「また検査抜け出して・・・。」
俺らに気づいた看護婦は一礼をして「青唯」とともに病室を出て行った。
「おまえそろそろ女の子に優しくしろよ?」
「はぁ?だってあいつのほうからなれ慣れしくしてきたんだろ。」
「だから彼女できないんだぞー?」
そういって親父は病室をでた。