ひまわり

「未来っ!!
余計なこと言わないで!!」









「ごめんね〜」









全然謝る感じじゃない。
しょうがないかぁ。
怒っても…。











「未来、もう帰るよ!」










「嫌だぁ〜
一樹と一緒にいるぅ〜」










「はぁー
木下くんと先輩は、未来を家に送ってくれる?」











「いいよ
あ、俺のことは、一樹でいいから」








「うん」









「お前は、どうすんだよ?」









「あたし、バイトだから」








「じゃあ、そのバイトまで送っていく」










えっ!?

いいのに…。
そこまでしなくても…。










「大丈夫だから」









「いいから行くぞ」








いきなり腕を掴まれてどんどん歩き出す




ちょっと!!
いきなり何するの!



しかも歩くの速い!