ひまわり
あたしは、未来に連れられて奏の部屋に入った。
「うわぁっ…
あっちの奏の部屋と変わらないなぁ」
「えっ!?
奏先輩の一人暮らししてる部屋行ったの?」
「まぁ…」
昨日、言ったばっかりだけど…。
しかも、合鍵まで貰っちゃったし…。
でも…
すごく楽しかったなぁ。
「いつも間に…。
はぁー
いいな、麗。」
未来は、ヘタリ込むようにソワァに座り込んだ。
未来の様子が気になり、未来の隣に座った。
どうしたの?
一樹と上手く行ってないの?
でも、先も仲良かったし…。
「何か、あったの?」
「大ありだよ!!
はぁー」
未来がこんなになるとは…。
相当のことだ…。