単純に、大好き。
5時間目が体育だったため
赤のジャージを教科書が
たくさん入ったスクバに
詰め込んで、さっさと真優に 続いて教室を出た。

『どんな人なのっ?』
揺花は歩きながらきいた。

「ん~、とにかく格好良い」 『へー!』
どんどん興味が湧いてきた。 揺花は流されやすいタイプ
であるため、友達が恋を
していると自分も恋をしたく なる。

真優がある店の前で足を
止めた。
『…ここっ?』
「うん、ここ。」
お店の雰囲気が揺花の想像 していたのとは全然違った
ため唖然としてしまった。

今どきとゆうより…
昭和チック?みたいな(笑)
でも!お店が好きなんじゃ
ないもんね!
中にいる人だもんね!

『ま…真優?』
「あ…ぁうああ…///」
『えっ?…あ、あの人なの?』
と言って真優の視線の先の人 を指差す。
「ちょちょちょ///
気づいちゃったらどうするの」『あ、ごめんね』

「良いけど…さ、帰ろ」
『えっ!?見に来ただけ?』
「当たり前じゃんかー///」
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