NEAR
プロローグ


目が覚めると、いつもと変わらない真っ白なあたしの部屋があって
いつもと変わらないあたしがいた。



あぁ、また1日が始まる。
どうしようもなく退屈な1日。



まだ重たいまぶたをこすりながら、ベッドから起きあがると
あたしは準備を始める。




深いため息をつきながら…





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