君が笑うなら


しばらくは多分
脱け殻のように生きてた



ただ一人の親友だった直樹が
せっせと授業のノートなんかを
運んできてくれたらしいけど


どんな言葉を交わしたかも
どんなかおしてたのかも
全然覚えてないんだ



あの時期を
生きてたと言っていいのかも
まだ俺にはわからない


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