Limit love
それより腹減ったな…



近くのコンビニへ晩飯を買いに行くことにした。



あるいて1分ほどのところにコンビニがある。
近いからこのマンションにした。



いろいろ便利だし。




カップめんと1リットルのお茶を買って小走りで
マンションに戻った。



家に入って急いで湯をわかした。ついでに風呂のも。
着替えを取りに寝室に行った。




「…は?」




俺のベッドの上で寝ている女。




別にオレの家にはしょっちゅう女が出入りしてるから
女がいたってそんなにおかしくない
ただ…




そこでスースーと寝息を立てている女は
一度も会ったことがなければ見たこともないやつだった。ヤった女の名前は覚えてなくても顔くらいは覚えてる。





「んー…」




寝ぼけて目をこすりながらそいつは体を起こした。




「…はっ?」




そいつの第一声。



「あなた…誰?」




「お前がだれだよ」




バカだ。




普通そこはおれが誰だっていうところだ。


しかもオレの家でオレに向かって誰だはねぇだろ。



「ここどこ?」




「オレん家」




「えっ?…意味わかんない」




意味わからないのはお互い様だ。


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