Limit love
「んーおいひーじゃん!」
「うん。すっごいおいしいよ」
「ホント、おいしい」
3人とも大絶賛でハンバーグを間食してくれました。
もちろんあたしもおなかいっぱいおいしく
いただきました!
それからみんなでトランプしてすごく盛り上がった。
あたしは7並べがダントツ強くて、
お姉さま3人を何度も負かせた。
勝ってばかりと、人生上手くいかず、
ダウトは完全にあたしがビリ一等賞だった。
顔にすぐ出ちゃうから向いてないみたい。
3人ともめちゃくちゃ真剣で
命を懸けてるのかと問いたくなるくらい恐ろしく
強かった。
「鈴、これから頑張りなよ?」
「はいっ!!!」
っと元気よく敬礼のポーズで勇ねぇに返事を返した。
「湊はいつも購買で買ったパン食べてるもんねぇ」
「そうそう!だから、鈴が愛情いっぱ~いの
お弁当を作ってあげるんだよ?」
「はい!頑張って湊が恥ずかしくない彼女になります!」
今すぐには無理だけど、
掃除、洗濯、皿洗い、料理…
家の仕事はしっかりあたしがする!
湊に迷惑かけてばかり嫌だから。
ちょっとでも湊のために役に立ちたい。
ちょっとでも湊にふさわしい彼女になりたい。