愛してる



そんなことを考えていると



いきなり繋いでいた手が解かれた



『ちぃ、同じクラス!』



と、満面の笑顔で言ってきた奏



可愛い。




、じゃなくて、なんか嫌な予感がするんですけど



トントンっ



「キャッ!」



「すまん、すまん。驚かしてしまったな。」



「だ、だれ!?」



「俺は、奏のダチの前園未来。」



「私は更科千晶です」



「知ってる、知ってる。ちぃちゃん、同じクラスやから、よろしくね☆」



『奏、自己紹介してただけなんやけん、そんなに、睨むなって。』




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