愛してる



『ちぃ、ココすわりな?』



奏が示したのは 黒色の一人掛けの黒色のソファー



私が腰を下ろすと みんなが一斉に見てきた



「な、何?」



私はみんなの顔が怖くて 泣きそうな声 がやっと出た



「みんなッ、ちぃが怖がってるじゃん!!」


「ちぃちゃん、ごめんッ!!」



『ちぃ、大丈夫か!?』



「うん」


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