Time to be in love
ガタガタという音と



共に美穂の体勢が崩れ落ちる。



「星野のお父さんといると緊張する」



「は?」



なんだ、その第一声は。



「ああいう風に接してくれたことないから」



う~ん、まぁ確かに。



社会に飛びこんだのが17歳だからなのか



周りは今でも妹扱いしてるらしいし。



慣れてくると友達感覚になるしね。




実在俺も友達感覚だ。



だけど俺の父さんは誰に対しても敬語だ。



そのせいで信頼もある。



30になろうとしたぐらいに課長に就任したほど。



扱いづらいのだろう。



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