Time to be in love
「みんなみんなどうして星野とくっつけたがるんですか。



確かに彼は周りの男性との扱いと比べると特別に見えるのは知っていますがだからと言っても好きと繋がる訳ではないんです」



さらりと告白したことに気付いてないみたいだ。



「美穂、それ………………まるっきり告白だからな」



「…………なんでそうなるんですか。



全くもって分かりません」



「はぁ」



前途多難だ。



「美穂、想像しろ。



この部屋にお前と星野と超ナイスバディの女を想像しろ」



「は?」



「いいから」



そう促すと考えるポーズをした。



「いいか、超がつくほどのナイスバディだからな。



ついでにギャルっぽい感じの服を着せろ。結構派手で露出が高いやつ」



「う、うん」



「そいつが星野にくっついてるんだ。デカい胸を押し当てて。



そいつどんな反応する?」



「絶対デレデレ。鼻の下が伸びに伸びてちらちら押し付けられた胸見てそう」



………………ドンマイ星野。



「美穂はどんな気持ちだ」



「どうでもよさそうに見てる」



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