Time to be in love
もう私の話なのに私がついていけなくなってしまったので放棄して数十分。



春奈さんは二人っきりにしたいのかそれとももう話せることは無いからなのかは知らないが立ち上がった。



そのまま私も立ち上がって走り去りたい。



「さて私は帰るから頑張ってね」



その頑張ってねは誰に向かっていっているのか聞いてよろしいでしょうか。



バイバイっと手を振って去っていった私の尊敬している先輩は私に優勢な物を与えずに去って行かれた。



さてここからはゲームで言う魔王(?)との対決だ。



ただ武器になるようなものは何も持っていないという最悪のパターン。



普通はここで戦わず回復、作戦を立てるために戻るのがいい選択なんだけど人生、時を戻すことは可能ではない現実を知っている。




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