ツンデレ★王子 -2nd-
「じゃぁ、帰りましょうか」
「はい」
二人は今日の朝に比べて確実に仲良くなっていた。
「あ!これ何?」
リンカさんがいきなり大きな声を出した。
何かのポスターに指を指している。
「あぁ毎年開かれる夏祭りのポスターですね。小さいけど楽しいですよ」
「へぇ…」
リンカさんが笑う。
でもあたしにはそれは見えない。
「じゃぁ四人で行きましょうよ」
それはさっきまでの明るくリンカさんの声ではなく…
低く、少し怖い声だった。
「はい」
二人は今日の朝に比べて確実に仲良くなっていた。
「あ!これ何?」
リンカさんがいきなり大きな声を出した。
何かのポスターに指を指している。
「あぁ毎年開かれる夏祭りのポスターですね。小さいけど楽しいですよ」
「へぇ…」
リンカさんが笑う。
でもあたしにはそれは見えない。
「じゃぁ四人で行きましょうよ」
それはさっきまでの明るくリンカさんの声ではなく…
低く、少し怖い声だった。