ツンデレ★王子 -2nd-
「先輩は…どうしてあたしのこと、名前で呼んでくれないんですか…?」

「なんだよ、急に…」


もうどうなってもいい…

今、心の底でくすぶっていたことを全て言おう…


「ねぇ先輩…先輩はあたしのこと好きですか?」

「は…!?」


先輩が赤くなる。

照れたように頭を掻く。


「…好きに決まってんだろ」


あたしたちは付き合ってる…

あたしたちは愛し合ってる…


「だったら…抱いてください…」
< 156 / 202 >

この作品をシェア

pagetop