ツンデレ★王子 -2nd-
「今ここで…抱いて…」
それは本当に好きだからできること。
「お前何言って…」
「お前じゃない…」
あたしは…
あたしの名前は…
「愛里です…!!」
先輩が視線を落とす。
あたしは先輩を見る。
目が合わないのは、こんなに辛いことなのか…
「…できない」
虚しく響く悲しい言葉。
「…それはあたしが子供だからですか?」
「……」
「それとも…リンカさんを好きになっちゃったからですか?」
先輩が驚いてあたしを見た。
やっと視線が合う。
それは本当に好きだからできること。
「お前何言って…」
「お前じゃない…」
あたしは…
あたしの名前は…
「愛里です…!!」
先輩が視線を落とす。
あたしは先輩を見る。
目が合わないのは、こんなに辛いことなのか…
「…できない」
虚しく響く悲しい言葉。
「…それはあたしが子供だからですか?」
「……」
「それとも…リンカさんを好きになっちゃったからですか?」
先輩が驚いてあたしを見た。
やっと視線が合う。