ツンデレ★王子 -2nd-
第四章
保健室
学校が始まった。
「愛里!おはよ!遅刻しないなんて珍しいね~」
「……」
「愛里?」
「え…?あ…おはよ」
遅れて返事をする。
あたしはまだ立ち直っていなかった。
いや、これからずっと立ち直ることはないと思う。
涙を流す日々は続く…
「愛里…なんかあった?」
「いや…別に…」
夏休みで起きたことは、誰にも言いたくない。
できるだけ思い出さないようにしたいから…
「…ま、話したくなったらいつでも言って!」
そう言ってななが笑う。
あたしも無理して笑った。
「愛里!おはよ!遅刻しないなんて珍しいね~」
「……」
「愛里?」
「え…?あ…おはよ」
遅れて返事をする。
あたしはまだ立ち直っていなかった。
いや、これからずっと立ち直ることはないと思う。
涙を流す日々は続く…
「愛里…なんかあった?」
「いや…別に…」
夏休みで起きたことは、誰にも言いたくない。
できるだけ思い出さないようにしたいから…
「…ま、話したくなったらいつでも言って!」
そう言ってななが笑う。
あたしも無理して笑った。