ツンデレ★王子 -2nd-
「それでな…あの…」


落ち着くと先輩は顔を赤らめて話し出した。


「抱くとか…抱かないって話なんだけど…」


自分が言ったことを思い出して、あたしもほてらす。

あの時はなんてことを口にしたのか…

今から思えば恥ずかしい…


「な…名前は恥ずかしがってたオレが悪かったんだし、これから言うようにする…けどその…」

「い…嫌なら別にいいですよ!」

「嫌じゃないんだ!むしろ逆というか…」


ぎゃ…逆!?
< 169 / 202 >

この作品をシェア

pagetop