ツンデレ★王子 -2nd-
「愛里、荷物多すぎだろ…しかもマンガばっかだし」

「そうですか?あ!このマンガ面白いんだよね!」

「おい!何読んでんだ!片付けろよ!」


先輩がマンガを取り上げる。


「先輩のケチ!」

「な…!オレらの大学は厳しいんだぞ!卒業できなっても知らないからな!」


そう、あたしが行く大学…

それは先輩と同じ大学。

あたしの学力で奇跡的に合格できたのだ。
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