ツンデレ★王子 -2nd-
「おい…起きろ!」


あたしはハッと目を覚ました。

外は暗くなっている。

あたし、いつの間にか寝てたんだ!


「夜ご飯、食うぞ」


そういえば、さっきからいい匂いがする。


「ってこれどうしたんですか!?」

「どうって、作ったんだよ」

「誰が!?」

「…オレだよ」


先輩が料理!?

一口食べてみる。

すごくおいしい…!

あたしより上手いかも…


「…明日はあたしが作ります」

「別にそんな気使わなくて…」

「いえ!作らせてください!」


料理だけは絶対に先輩に負けたくない…!
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