ツンデレ★王子 -2nd-
二人きり
「愛里ちゃん!ノート貸してくれる?」
「愛里ちゃん!昼ご飯一緒に食べようよ!」
それから、神谷くんはあたしがクラス委員だからなのか、なにかあるとあたしに頼るようになった。
場所を考えずに呼ばれるあたしの名前は、ますます注目を集めた。
「愛里ちゃん!」
今日もまた呼ばれる。
あたしは微妙な表情で振り向いた。
「…何?」
「先生が呼んでたよ」
いたるところからの視線を感じる。
「あ…分かった。ありがと!」
あたしは素早く教室を飛び出した。
「愛里ちゃん!昼ご飯一緒に食べようよ!」
それから、神谷くんはあたしがクラス委員だからなのか、なにかあるとあたしに頼るようになった。
場所を考えずに呼ばれるあたしの名前は、ますます注目を集めた。
「愛里ちゃん!」
今日もまた呼ばれる。
あたしは微妙な表情で振り向いた。
「…何?」
「先生が呼んでたよ」
いたるところからの視線を感じる。
「あ…分かった。ありがと!」
あたしは素早く教室を飛び出した。