ツンデレ★王子 -2nd-
「あと、あたしの名前も…」
途中で話すのを止めた。
さっきまでキラキラしていた瞳が消えていたから…
「愛里ちゃん…彼氏いるんだね」
「あ…あたしだって彼氏ぐらいいるよ!」
「いや…そうじゃなくて」
神谷くんが笑う。
なぜか悲しそうに…
「その彼氏のこと…本当に好きなんだなって思っただけ」
それから神谷くんは、作業が終わるまで一言も話さなかった。
途中で話すのを止めた。
さっきまでキラキラしていた瞳が消えていたから…
「愛里ちゃん…彼氏いるんだね」
「あ…あたしだって彼氏ぐらいいるよ!」
「いや…そうじゃなくて」
神谷くんが笑う。
なぜか悲しそうに…
「その彼氏のこと…本当に好きなんだなって思っただけ」
それから神谷くんは、作業が終わるまで一言も話さなかった。