ツンデレ★王子 -2nd-
立候補
それから月日が流れた。
相変わらず神谷くんはあたしを名前で呼ぶ。
「あ!愛里ちゃーん!」
声がした方を見た。
神谷くんが手を振っている。
あたしはクスリと笑って振り返した。
「もう聞き慣れちゃったね、神谷くんが愛里を名前で呼ぶの」
「うーん、最初は抵抗あったけどね」
「でも、もし夏目先輩がこのこと知ったらどう思うかな」
なながボソリと呟く。
相変わらず神谷くんはあたしを名前で呼ぶ。
「あ!愛里ちゃーん!」
声がした方を見た。
神谷くんが手を振っている。
あたしはクスリと笑って振り返した。
「もう聞き慣れちゃったね、神谷くんが愛里を名前で呼ぶの」
「うーん、最初は抵抗あったけどね」
「でも、もし夏目先輩がこのこと知ったらどう思うかな」
なながボソリと呟く。