ツンデレ★王子 -2nd-
「愛里ちゃん!」

「あ、神谷くん」


会議が終わり、一安心していたときだった。


「おめでと!念願の生徒会長だね!」


そう、あたしは今日から生徒会長。

いまだに信じられない。

でも今…

…先輩と同じ席に座っている。

それは紛れもなく、生徒会長の印。


「ありがと!神谷くんこそ副会長だね」

「うん!これから一緒に頑張ろ!」


実際生徒会長になって、不安で不安で仕方がない。

でも神谷くんがいてくれて、なんだか少し安心できた。


「よろしくね!」


その日、神谷くんと一緒に帰った。
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