忘却は、幸せの近道
「梨依ちゃんにとって、私たちといることは、苦痛にしかならないから。
あの時、助けてあげれなかった私たちが、今、助けてあげられるのかな?」
実依。
そうだよ。
もう助けを求めたいと思わないんだよ。
「あの時が無理だったから、やり直したいんじゃないか。」
せんちゃん。
「それは、自己満足でしょ?
あの時の罪悪感を消したいだけでしょ?」
実依。
やっぱ、姉妹だ。
私が言いたいことを実依が言ってくれる。
「違う。」
「違わないよ。
梨依ちゃんを傷つけることしかできなかったのに、助けれるはずない。
梨依ちゃんを助けることができるのは、伊藤先輩だけだよ。」
実依も後悔してるんだ。
だから、私のしたいようにさせたいんだ。
実依も大人になったって事かな?
大人ってより、女かな?
私と卓のことを必死で応援してくれてる。
すごい嬉しい。
「そうだったとしても、家を出るのは許さない。」
いっくん。
「私、いっくんの許可なんて求めてないよ。」
私は、冷たく言い放った。
あの時、助けてあげれなかった私たちが、今、助けてあげられるのかな?」
実依。
そうだよ。
もう助けを求めたいと思わないんだよ。
「あの時が無理だったから、やり直したいんじゃないか。」
せんちゃん。
「それは、自己満足でしょ?
あの時の罪悪感を消したいだけでしょ?」
実依。
やっぱ、姉妹だ。
私が言いたいことを実依が言ってくれる。
「違う。」
「違わないよ。
梨依ちゃんを傷つけることしかできなかったのに、助けれるはずない。
梨依ちゃんを助けることができるのは、伊藤先輩だけだよ。」
実依も後悔してるんだ。
だから、私のしたいようにさせたいんだ。
実依も大人になったって事かな?
大人ってより、女かな?
私と卓のことを必死で応援してくれてる。
すごい嬉しい。
「そうだったとしても、家を出るのは許さない。」
いっくん。
「私、いっくんの許可なんて求めてないよ。」
私は、冷たく言い放った。