忘却は、幸せの近道
「それは、惣一くんと遊んでたの。
遊んでたというかお話してた。」
「しかも、絶対に春だけなんだよな。」
惣一くんは、苦笑いしながら言った。
「そういえば、そうだったね。
なぜか違和感なかったけど。」
私と惣一くんは、懐かしげに目が合うと笑い合った。
「俺が、小学校卒業まで続いたんだ。
同じ高校にいるのは、知ってたけど、今更、話しかけることはしなかった。」
「えっ?
どうして?」
意味がわかんない。
私は、知らなかったし。
「卓が、りっちゃんに熱い視線を送ってたからさ。」
惣一くんは、卓をからかうように言った。
「てかさ。
いつの間に、実依と惣一くんつきあってたわけ?
卓も実依に彼氏いるの知ってたなら、なんで教えてくれなかったの?」
それが、疑問。
私と惣一くんのつながりを知らないのは仕方ないけど。
実依に彼氏がいるなら教えて欲しいのに。
「つい最近まで、わからなかったの。」
実依は、泣きそうだった。
「俺が悪いんだよ。」
惣一くんは、苦笑い。
「もしかして、曖昧にしてたわけ?」
私は、疑いの眼差しで惣一くんを見た。
遊んでたというかお話してた。」
「しかも、絶対に春だけなんだよな。」
惣一くんは、苦笑いしながら言った。
「そういえば、そうだったね。
なぜか違和感なかったけど。」
私と惣一くんは、懐かしげに目が合うと笑い合った。
「俺が、小学校卒業まで続いたんだ。
同じ高校にいるのは、知ってたけど、今更、話しかけることはしなかった。」
「えっ?
どうして?」
意味がわかんない。
私は、知らなかったし。
「卓が、りっちゃんに熱い視線を送ってたからさ。」
惣一くんは、卓をからかうように言った。
「てかさ。
いつの間に、実依と惣一くんつきあってたわけ?
卓も実依に彼氏いるの知ってたなら、なんで教えてくれなかったの?」
それが、疑問。
私と惣一くんのつながりを知らないのは仕方ないけど。
実依に彼氏がいるなら教えて欲しいのに。
「つい最近まで、わからなかったの。」
実依は、泣きそうだった。
「俺が悪いんだよ。」
惣一くんは、苦笑い。
「もしかして、曖昧にしてたわけ?」
私は、疑いの眼差しで惣一くんを見た。