忘却は、幸せの近道
いつの間にかあのお店に着いた。


卓は、慣れたように注文した。


卓は、メニューを見ずにやっぱりオススメ。


今日のオススメは、和風のキノコパスタか。


いつもながら、一口もらおう。


パスタにサラダ、スープ、ドリンクが付いて、1000円とか安いよね。


パスタの他にも、リゾットやピザとかもあるんだよね。


わかっていながら、カルボナーラしか頼まない私って、かなりつまらないよね。


卓も大概パスタのセットばかりだけどね。


ここのマスターが、パスタをおしにしてるせいもあるけど。


「梨依、さっきの続き。
それでも、悩んだり、本当に耐えれなくなったら、俺に頼ってくれよ。」


「私には、卓しかいないんだよ。
卓がウザいって思っちゃうかもしれないぐらい、卓を頼りにしてる。」


私は、笑顔で答えた。


そんな私に卓は、嬉しそうに頭を撫でた。


「ありがとう。
俺だって、梨依しかいないから.....」


超甘い雰囲気。


なかなかいい感じだよね。


卓とのこんな感じ、今まであったかな?
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