忘却は、幸せの近道
「うん。
とりあえず、お店入ろうよ。
あそこなんていいんじゃない?」
雰囲気が良さげなお店があったので、惣くんと入った。
デートが初めてで緊張してるけど、お店を見た瞬間入りたくなって、緊張がとけたみたい。
ここのお店が全く初めてだから、私と惣くんは、オススメを頼んだ。
それが、無難でしょ?
「で?
千里ってのが双子の兄。」
「うん。
私ね。
6人兄弟なの。」
「多っ!」
惣くん、目を見開いてビックリしてる。
「他にお兄ちゃんが3人とお姉ちゃんが1人いるの。」
「そう言えば、小学校の頃遊んでた子も6人兄弟って言ってたな。」
懐かしげに言う惣くん。
ちょっとだけ嫉妬。
その人は、女の子なんだと思う。
なんか、目が愛しげに思い出してる気がしたから。
「そうなんだ。
珍しいね。」
それしか言えなかった。
そして、後に知るんだ。
それが、梨依ちゃんだったって事に。
不思議なんだ。
梨依ちゃんに気づいておきながら、私と梨依ちゃんが姉妹だって気づいてないことが。
結構、周りをウロウロしてたのに。
とりあえず、お店入ろうよ。
あそこなんていいんじゃない?」
雰囲気が良さげなお店があったので、惣くんと入った。
デートが初めてで緊張してるけど、お店を見た瞬間入りたくなって、緊張がとけたみたい。
ここのお店が全く初めてだから、私と惣くんは、オススメを頼んだ。
それが、無難でしょ?
「で?
千里ってのが双子の兄。」
「うん。
私ね。
6人兄弟なの。」
「多っ!」
惣くん、目を見開いてビックリしてる。
「他にお兄ちゃんが3人とお姉ちゃんが1人いるの。」
「そう言えば、小学校の頃遊んでた子も6人兄弟って言ってたな。」
懐かしげに言う惣くん。
ちょっとだけ嫉妬。
その人は、女の子なんだと思う。
なんか、目が愛しげに思い出してる気がしたから。
「そうなんだ。
珍しいね。」
それしか言えなかった。
そして、後に知るんだ。
それが、梨依ちゃんだったって事に。
不思議なんだ。
梨依ちゃんに気づいておきながら、私と梨依ちゃんが姉妹だって気づいてないことが。
結構、周りをウロウロしてたのに。