忘却は、幸せの近道
この日から、私の苦悩な日々が始まった。


体調が優れない。


精神的にも不安定。


けど、みんなにバレちゃいけない。


できるだけ、平静を装って。


吐き気とかに襲われるときもあったけど、なんとか誤魔化続けた。


わからないけど、たぶんバレていない。


一応のため、みんなには秘密で病院に通い始めた。


大丈夫。


大丈夫。


私が普通にしていたら、大丈夫なんだから。


そんな私の様子を気にかけながらもみんなは、なにも言わない。


ただ、監視が厳しくなった。


私にまたなにか起こらないか不安みたい。


私は、みんなが安心するならと思い黙認した。


それは、私が成長する中で監視は緩くなると思ったから。
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