ブックオフに恋してる
もう、私の耳には店内に流れる気持ちのいい音楽も聞こえなかった。

あー、あーー、もう、最悪かも。

せっかくお話できた彼。

でも、その彼には彼女さんがいた訳で。

一方的に彼に興味を持ってた私の心は


しあわせな日曜日という味方さえも役に立たなかった。

こんな日はお家に帰ってゆっくりするに限る。


恋愛関係の本を一冊買ってレジへ進んだ。
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