俺様な死神研修生!
「ドラッグストアよってくぞ。」
「なんで?」
「俺しか住んでねぇ家に女もんの物があるとでも思うのか?」
「なるほど。」
「ついでに、服とかも買ってくぞ。」
「お店開いてるの?」
「10時までやってる。」
ドラッグストアに寄って買い物。
「あ、でも止めとこうかな。」
「なんで?」
「いや、その・・」
「なんだよ。」
「お金・・ないし。」
きょとんとする恭汰。
「何言ってんだよ。俺が払うにきまってんだろ。」
「いいよ。バイトとかして自分で買うよ。」
「給料貰う前に必要になったら困るだろ。」
それもそうだった。
ここは有り難く恭汰の厚意に甘えることにしようかな。
「あり・・がと。」
「有り難く思えよ」なんて恭汰は言う。
だけど、嫌な俺様じゃないような気がした。