俺様な死神研修生!
「別にどうだっていいんでしょ?貴方は死神なんだから仕事なんでしょ?」
「仕事っつーか、課題っつーか。まぁ、殺さないと死神になれねぇんだよな・・。」
「じゃぁ、いいじゃない。さっさと殺して?」
「まぁ、こんなに殺りやすいこたぁねぇ。」
彼は手を開いて何かを唱えた。
その瞬間大きな鎌が彼の手の上に乗っかった。
「ぐおっ!・・・糞重ェんだよ!」
と、落ちそうになる鎌。
「ふっふふ・・これでお前の首を切れば身体と魂がおさらばよ。」
やせ我慢しているのが見え見え。
「てぁぃっっ!!!」
男が鎌を振り上げる。
アタシは清々しい笑顔を浮かべて首を伸ばした。