君想う



湯船に入ると、疲れが一気に抜けた気がした。




「…疲れた……。」




そういえば麻貴って、友達泊めるような人だったっけ?



高校入って変わったなー…。



怜君のせいかな。




「真奈ーっ、まだー?」




…はっ!?



お風呂のガラス戸越しに人影がうつっている。




「ちょ…ちょっと怜君っ!!リビングにいてよっ!!変態っ!!」




いくらドア1枚挟んでいるからって恥ずかしい…。
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